ギター弾きの少年が、毎晩街の灯りだけをたよりに歌っていました。
今日の客はビアンカ、ただひとりです
少年はビアンカに話しかけました。
「きみは月のような瞳だね」
ビアンカは何も言わずにただ黙って座っていました
「歌うね?」
相変わらず、何も言わない
よいしょ、と少年はギターを持ち直して、咳をひとつ
大きく息を吸って歌い始めました
英語の歌詞でビアンカにはよくわかりませんでしたが、あとで、
君に出逢えて僕は幸せなんだよ、という歌なんだと少年が教えてくれました。
終わった後、照れ笑いをする少年に「にゃあ」とひとつ鳴いて
ギターとくろねこ
少年は、ビアンカがにっこり笑ったような気がしました
(07,03)
ビアンカという名前なのに英語はわかりません
だってねこだもん。(笑)
こんなおとぎ話のようなのは初めてだよ。そいで短いね