思い描いていた、未来の自分はいつだって偉大で、優しくて、寛大で…
まるでヒーローのような僕だった

いざ、未来という今の自分の足跡を見つめたら、あまりにもちっぽけで
つけてきたはずのその両足で、足跡を掻き消した

「こんなはずじゃ ない」、呟いた


足跡


うまくいかないことだらけの毎日。
逃げるにも、逃げ口が見あたらない。
今まで出会った人達を裏切るわけにも、いかないし
プレッシャーまみれ。ああ、なんて生きづらい世界

君も、僕と同じくらいつらいはずなのに、絶え間のない笑顔

僕には、君が まぶしすぎる
ねえ、僕も君みたいに強くなれると思うかい?

消した足跡のうえから、足跡をつけていく

もう一度、ここから始めていこう



(07,04)

まるでこれはあたしのようで